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Jacques & Andre Beaufort
(ジャック&アンドレ・ボーフォール)

Jacques Beaufort (村名:Polisy)

・Brut Reserve NV 750ml 9,000円
・Brut Millesime  2000 750ml 11,800円
・Demi-Sec Millesime  2000 750ml 12,000円
・Doux Millesime 1988 750ml 24,000円

Andre Beaufort (村名:Ambonnay)

・Grand Cru Brut Reserve NV 750ml 11,400円
・Grand Cru Brut Millesime 1999 750ml 15,100円
・Grand Cru Brut Millesime 1996 750ml 30,000円
・Grand Cru Brut Millesime Magnum 2000 1500ml 27,200円
・Grand Cru Brut Rose NV 750ml 12,700円



辛口から貴重な半甘口・甘口までラインナップ

概要

 1969年に、Jacques Beaufort氏は、農薬によって強度のアレルギーに陥りました。一命をとりとめた彼は、1971年から一切の化学農薬や除草剤、殺虫剤も使用せずにシャンパーニュを作り続けています。有機栽培で認められている硫黄さえ使わず、年によってはボルドー液も使用しません。また、害虫駆除に良く使用されるコンフュージョン・セクシュエルも使いません。その代わりにアロマテラピー用のオイルやホメオパシーを好んで使っています。使用する肥料も、野菜や動物の糞を使った肥料だけです.
#  畑は、PolisyとAmbonnayに合計7ヘクタール。4分の3以上はピノノワール、残りはシャルドネです。合計で年間約30,000本というシャンパーニュとしては非常に小規模な生産者です。特徴的なことに、その内の10%は半甘口です。最初に辛口でリリースしたビンテージ付シャンパーニュは熟成を経た後、半甘口や貴重な甘口としてリリースします。

 9人の子供の父であるJacques Beaufort氏は、2007年に“法律的には”定年を迎えました。フランスの相続の問題から、定年前にSAINT JEAN BAPTISTEというネゴシアンをつくりました。そのため表記はRM(レコルタン・マニュピュラン)からNM(ネゴシアン・マニュピュラン)に代わっていますが、自社の7ヘクタールの畑からのブドウのみで生産を続けています。現在は、息子のReol氏が代表となっています。


醸造
 ブドウをプレス後、12時間かけて果汁を澄まします。出来る時は、2度、澄ましを行います。自然酵母のみでアルコール発酵、冬に澱引きし、春にボーフォールではマロラクティック発酵が起こります。これは、SO2の使用量を最小限にするためです。補酸は行いません。精製されていないサトウキビの砂糖かブドウの濃縮果汁を用いて(場合によっては自然発酵)、瓶内2次発酵を行います。 熟成中に行われるルミュアージュは現在も手作業です。数年の熟成後にデゴージュモン、そして有機農法のブドウの濃縮果汁をドザージュ用に用いて、辛口、半甘口、もしくは甘口のワインとなります。

Jacques Beaufort (村名:Polisy)

●Brut Reserve NV 750ml 9,000円
ポリジィの4.5ヘクタールの畑から作られるジャック・ボーフォールのスタンダードクラス・ブリュット。澱抜き:2008年10月

●Brut Millesime  2000 750ml 11,800円
切れの良い酸と若干の甘味が良いバランスを保っています。澱抜き:2007年4月。残糖:19.10g/L

●Demi-Sec Millesime  2000 750ml 12,000円
Jacques Beaufort氏がこだわる半甘口ワイン。ドサージュにも有機栽培のブドウ果汁使用。澱抜き:2007年12月 残糖:39.9g/L

●Doux Millesime 1988 750ml 24,000円
たっぷりドザージュして、じっくり熟成。ハーブと果物の香り、蜜のように甘美な貴重な甘口。澱抜き2007年12月 残糖:56.60g/L

Andre Beaufort (村名:Ambonnay)

●Grand Cru Brut Reserve NV 750ml 11,400円
「アンドレ・ボーフォール」グランクリュのスタンダード・キュヴェ。リザーブワインには94年を使用。澱抜き:2008年8月 残糖:10.95g/L

●Grand Cru Brut Millesime 1999 750ml 15,100円
アンボネ村産、ピノ・ノワール主体。味と香りが繊細で余韻も長い。当たり年の99年は飲み頃を迎えています。澱抜き:2008年7月 残糖:10.95g/L

●Grand Cru Brut Millesime 1996 750ml 30,000円
1996年ヴィンテージは、果実味も酸味もハイレベルにある最高のヴィンテージ。澱抜き:2008年7月 残糖:13.65g/L

●Grand Cru Brut Millesime Magnum 2000 1500ml 27,200円
辛口のロゼ。外見はオレンジ色。気泡は繊細でやさしくてチャーミングな味わい。澱抜き:2008年10月 残糖:10.95g/L

●Grand Cru Brut Rose NV 750ml 12,700円
再入荷待ち。特級アンボネ村の甘口のレアなロゼ・シャンパーニュ。残糖:60.90g/L


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Larmandier-Bernier, Vertus
(ラルマンディエ−ベルニエ,ヴェルテュ)
Larmandier-Bernier Champagne Non Dose "Terre de Vertus" 1er Cru
Larmandier-Bernier Champagne Grand Cru Extra-Brut Vieilles Vignes de Cramant 2002
Larmandier-Bernier Champagne Rose de Saignee Brut 1er Cru


シャルドネ主体で補糖控えめ、すっきり味のシャンパーニュ

  オーナーのピエール・ラルマンディエは1992年から有機栽培によるブドウ造りを行なってきました。99年からは醗酵にも自然酵母を用い、栽培と醸造いずれにおいても"自然であること"に力を入れています。
#   彼の畑があるのはシャンパーニュの中でもシャルドネで名高いコート・デ・ブラン地区。耕作地はいくつかの村にまたがりますが、とくに格付け1級のヴェルテュ村にシャルドネ5.7haとピノ・ノワール1.8ha、特級のクラマン村にシャルドネ2haを持っているのが強みです。今回ご紹介するキュベ3種はどれも村別に仕込んだもので、土地の個性がストレートに表現されています。
  また彼はブドウの生の味わいを変えてしまうような過度のドザージュ(糖分添加)も好みません。そのため、彼の手によるシャンパーニュはいずれもブドウジュースがそのままお酒になったような、素直ですっきりした味に仕上がっています。
  ワインのキャラクターとその作り手の個性は比例すると言われますが、ピエールのワインも、その真面目で実直な人柄をダイレクトに反映していると言えましょう。

Champagne "Terre de Vertus" Non dose Premier Cru
アンボネ特級 ブリュット レゼルヴ      6680円(税抜き)sold out

"テール・ド・ヴェルテュ"1級ノン・ドゼ「ヴェルテュの土地」という名の通り、この村のシャルドネを100%使用しています。ブドウを有機栽培で育て、しっかり熟してから収穫しているので、ドザージュ無しですが、ギスギスした感じがありません。青リンゴ、柑橘類、白い花の香り、果実のピュアな味わい、ミネラル、きれいな後味。


Champagne Vieilles Vignes de Cramant Grand Cru Extra Brut 2002
ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・クラマン 特級
エクストラ・ブリュット      7570円(税抜き)sold out

ヴェルテュ村に比べると、特級クラマン村から生まれるワインは優美で華やかなキャラクターを持っています。このキュベは同村のシャルドネ100%、しかも樹齢の高いブドウ樹を選りすぐったもの。さらに良年の2002年のミレジメですから、深みや厚みもあります。リンゴと白い花の香り、きれいに熟した果実、滑らかなフィニッシュ。


Champagne Rose de Saignee Brut Premier Cru
ロゼ・ド・セニエ 1級 ブリュット      7000円(税抜き)sold out

シャンパーニュのロゼというと単に赤ワインを混ぜて着色するものが少なくないですが、このロゼは”正攻法”のセニエ法を使うことで、色とエキスをしっかり抽出しています。ブドウはヴェルテュ村のピノ・ノワール100%。料理に負けない強さがあるので、食中酒に向いています。