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(2009年4月6日 更新)

Les Chemins de Bassac / Languedoc-Roussillon

レ・シュマン・ド・バサック / ランドック・ルション

個性的かつ軽快な白・赤ワイン
Isa Blanc 2008/Isa Rouge 2006/Pinot Noir 2007
(VDP Cotes de Thongue)

Les Chemins de Bassac レ・シュマン・ドゥ・バサック
責任者:Isabelle, Remi Ducellier夫妻
地域 :Puimisson
AOC:Vin de Pays des Cotes de Thongue
認証:エコセール(記載:Controle Ecocert)
1999年から有機栽培

概要
ブドウ畑:15ヘクタール 粘土・石灰質の丘陵地
ブドウ品種:
白−Roussanne, Viognier
赤−Grenache, Mouvedre, Syrah, Cabernet-Sauvignon, Pinot Noir
収穫量:50ヘクトリットル/ヘクタール

Isa Blanc: Roussanne 67%, Viognier 33%
Isa Rouge: Grenache 26%, Mourvedre 22%, Pinot Noir 20%, Syrah 18%, Cabernet 14%


 レ・シュマン・ドゥ・バサックは、イザベルさんの家族が19世紀初めから所有しています。
イザベルさんとレミさんは当初は生産者になるつもりではありませんでした。遺跡の発掘の際に
出会った二人は、パリで歴史学者になろうとしていました。しかし、1987年に家族がブドウ畑を
売却しようとした時、この2人は学者になるよりも、ワイン生産者になる道を直ぐに選びました。


 彼らはワイン生産への熱意と愛情から、15ヘクタールのブドウ畑の整備を進め1999年には
有機農法の認証を取得、現在ではラングドック地方の最も素晴らしいブドウ畑の一つとなっています。
彼らのドメーヌLes Chemins de BassacはPuimissonにあり、Beziers市から北に12kmに位置しています。


栽培・醸造
 15ヘクタールの粘土/石灰層の土壌は、第4紀沖積土の台地に由来し、小石が多く
とても水はけが良いですが、一定の保水性があるため夏の最も暑い時期にも立ち向かうことができます。


 ブドウは樹齢平均15歳、1ヘクタール辺り5000本が植えられています。仕立てはダブルコルドンで
通常8個の芽を残します。各々の木の特徴や成長具合、病気の発生などにより様々な対応をしています。
有機肥料を使っていますが、有機栽培の許容量よりも非常に少ないものです。4月から収穫まで、
多くの作業を手で行っています。


 5種類の赤品種(ピノノワール、シラー、グルナッシュ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、
ムールヴェードル)と白品種2種(ルーサンヌ、ヴィオニエ)を植えています。一般的には収穫は
8月末にピノノワールから始まり、9月半ば過ぎにムールヴェードルで終了します。



評価
 Concours National des Vins de Pays 2007: Medaille d'Or Rouge 2005
Challenge du Vin 2007: Medaille d'Argent , Concours vins du Languedoc,
Guide Hachette 94-95-96-97-98, Gault et Millau, Revue du vin de France,
Terre de Vins, l'Express, Le Nouvelobs, The wine advocate (R. Parker), 等


 「誰も否定できないラングドックのグラン・クリュだ」
Les grands crus du Languedoc et du Roussillon 2006 - M. Smith

 「ラングドック地方のヴァン・ドゥ・ペイは価値が高まっている」
La Revue du Vin de France - Mars 2005

 「“一般の人たちに評判が良く上品だ”と生産者に語られるISAシリーズに
興味を抱かないわけには行かない。まさに、本当のワインに適した評価ではないだろうか?」
Les Bonnes Adresses du Vin Bio ? 2006/2008 J.M.Carite (Utovie)


Les Chemins de Bassac (レ・シュマン・デ・バサック)

Isa Blanc 2008 Vin de pays des Cotes de Thongue
(イザ・ブラン 2008 / ヴァン・ドゥ・ペイ・デ・コート・ドゥ・トング)
(容量:750m/12/白 1,900円)

ブドウ品種:ルーサンヌ67%、ヴィオニエ33%

発酵前に浸漬。セニエを行い澄まし。3分の一はハーフサイズの樽で発酵。
バタナージュを4から5ヶ月間実施しながら、澱上で熟成。

新鮮で輝くような白ワイン。色は、薄い金色。スイカズラのようなきれいな香り。
生き生きとしてしなやかな口当たり。良い構造を持ち、白桃やネクタリン、
熟した洋梨のような後味は完全な辛口、長い余韻があります。
食前酒として、魚介類のおつまみ(あまり香辛料を使っていないもの)などとぴったりです。


Les Chemins de Bassac (レ・シュマン・デ・バサック)

Isa Rouge 2006 Vin de pays des Cotes de Thongue
(イザ・ルージュ 2006 / ヴァン・ドゥ・ペイ・デ・コート・ドゥ・トング)
(容量:750m/12/赤 1,900円)

ブドウ品種 :グルナッシュ26%、ムールヴェードル22%、ピノノワール20%、シラー18%、カヴェルネ・ソーヴィニョン14%。
100%除梗。新鮮さと香りを保つ為、品種別に、温度コントロールをして発酵。
発酵は約25日間続き、1日1度軽くルモンタージュを実施。抽出よりも繊細さと
上品さを追求。マロラクティック発酵前にアッセンブラージュを実施し、
調和とユニークさのあるワインを作ります。


独特の5品種の組み合わせは、調和の取れた程よいコクと上品な渋みがあります。
深紅色。香りはまだ若干控えめですが、野生の赤い果実や森の香りがします。口内では、
その控えめさは無くなり、柔らかく熟れ、力強さがあります。しかしながら、
軽快な飲みやすさも兼ね備えており、やや軽めの渋みは最後に新鮮さが残ります。
パテや焼肉などとともに。そして、友達と囲む食卓には最適です。


Les Chemins de Bassac (レ・シュマン・デ・バサック)

Pinot Noir 2007 Vin de pays des Cotes de Thongue
(ピノノワール 2007 / ヴァン・ドゥ・ペイ・デ・コート・ドゥ・トング)
(容量:750m/12/赤 2,250円)

ブドウ品種 :ピノノワール100%
≪ Devant Bassac ≫(バサックの前)と名づけられたブドウ畑から選ばれたピノノワールを使用。果実味、タニンの上品さ、そしてビアフランカ階(この畑の地質)のミネラル感を保つように優しく醸造。


深い紅色。野いちごのような上品な香りを持ち、口内ではピノノワールの典型的な果実味の心地よさがあります。イチゴのコンフィのような味わいもあります。他人は良く馴染んでおり、全体としては比較的軽めでバランスのとれたワインです。焼き魚や家禽のグリル、グジェールやリエットなどとも合います。


Domaine de Gabelas / Languedoc
南の果実感タップリで凝縮感ある箱型5L

Domaine de Gabelas (ドメーヌ・ドゥ・ガブラス)
Coteaux du Languedoc Rouge 2007
(コトー・ドゥ・ラングドック・ルージュ/ 2007年)
(赤・2007年・箱型5L 希望小売価格 各¥9,500)


概要
ドメーヌ・ド・ガブラスは、ラングドック地方サン・シニアン(Saint-chinian)の南西約10キロメートルにある家族経営のドメーヌです。18ヘクタールのブドウ畑を所有しており、砂岩や砂、泥土の混ざった赤色の土壌です。この土壌は、サン・シニアンのブドウ品種に養分を供給する能力に難度があることを理解した彼らは、2005年から有機農業(エコセール認証)を開始しました。これにより、彼らのテロワールの個性を表現することができるワインを作れるようになってきたと言います。

栽培・醸造
オーナーであるピエレット・クラヴェロ氏(Pierrette Gravero)は、地中海の土壌はとても不安定であると言います。そのため、土壌とブドウの健全な状態を作り出すため、有機の堆肥を使用。頻繁にブドウの絞りかすを堆肥として使用しています。2005年からエコセール認証を取得しましたが、実際には1996年より徐々に有機栽培への挑戦を続けてきました。
収穫は手積みで、20Lの小箱を使用しています。シラーとグルナッシュに関しては、除梗を行う前に醸造所で選果を行い、温度コントロールされたタンクで醸造。カリニャンは重力のみを使用してタンクに移動し、カーボニック・マセラションで醸造します。発酵期間はだいたい3週間です。


コトー・ドゥ・ラングドック・ルージュ2007年 (Coteau du Languedoc Rouge 2007)
バッグ・イン・ボックス5L 2007年
容量:5000ml / (14%Alc)
小売価格:9,500円(税別)


・ブドウは、有機栽培移行中(3年目)の畑のブドウを使用。75%グルナッシュ、5%シラー、20%カリニャン。
・グルナッシュに由来する心地よく、優しく柔らかい味わい。カシスなどの赤い果実の香りが中心。
・グルナッシュは、選果後、除梗しタンクで醸造。シラーとカリニャンはカーボニック・マセラション。
・ポップでユニークなBIBのデザインはモンペリエの画家Jean Paul Bocaj氏によります。
<BIBの利点>
・高いコストパフォーマンス:ボトル(750ml)換算で1426円。
・グラス売りワインに最適:長期に渡り酸化や劣化をしません。
・廃棄が簡単:外箱とプラスチックを分別するだけ。環境に優しい。
・取り扱いが簡単:コルクオープナーなど不要。手で簡単に開栓。
・パーティや宴会向き:セルフサービス、もしくはカラフで。


Domaine de la Triballe / Languedoc
コストパフォーマンス抜群の南仏有機カヴェルネBIB5L

Domaine de la Triballe (ドメーヌ・ドゥ・ラ・トリバル)
Vin de Pays d'OC Cabernet Sauvignon 2007
(ヴァン・ドゥ・ペイ・ドック / カヴェルネ・ソーヴィニョン 2007年)
(赤・2007年・箱型5L 希望小売価格 各¥9,500)


ドメーヌ・ドゥ・ラ・トリバルは、モンペリエから15キロメートル北東に位置しており、2つのはっきりと分かれたテロワールを持った畑を所持しています。南側の畑は、砂岩と赤粘土からなり、北側には断層から生じた石灰質の畑です。この2つのテロワールが、このドメーヌの特徴を骨格となっています。

SabineとOlivier DURAND夫婦は、1990年に4世代に渡って続いてきたこのドメーヌを引き継ぎました。過去3世代に渡り、有機農法で耕作しており、1996年以来、正式に有機農法の認証を受けました。2人は、このテロワールの特色を引き出す為、石灰質の荒地での農作業に大変な努力を続けています。
なお、奥さんのSabineは、フランスの有機農業の団体であるA.I.V.Bの代表も務めています。ブドウ畑の総面積は18ヘクタール、現在ECOCERTとVin Bio FNIVABの認証を受けています。


容量:5000ml / (13%Alc)
小売価格:9,500円(税別)
土壌: 粘土−石灰質
ブドウ品種: カヴェルネ・ソーヴィニョン
色: 赤ワイン
醸造: 果実味を前面に出すため、4日間の短い発酵
香り: 赤い果実。特に熟したカシスの香り。
味覚: 新鮮さと赤いカシスの熟した味わいが上手に融合しています。
     渋みと酸味もしっかりとしています。
サービス: 16度から18度が適温。肉料理を中心に日常の様々な食事と。
<BIBの利点>
・高いコストパフォーマンス:ボトル(750ml)換算で1426円。
・グラス売りワインに最適:長期に渡り酸化や劣化をしません。
・廃棄が簡単:外箱とプラスチックを分別するだけ。環境に優しい。
・取り扱いが簡単:コルクオープナーなど不要。手で簡単に開栓。
・パーティや宴会向き:セルフサービス、もしくはカラフで。


Domaine de la Triballe / Languedoc
コストパフォーマンス抜群の南仏有機カヴェルネBIB5L

Domaine de la Triballe (ドメーヌ・ドゥ・ラ・トリバル)
Vin de Pays d'OC Cabernet Sauvignon 2007
(ヴァン・ドゥ・ペイ・ドック / カヴェルネ・ソーヴィニョン 2007年)
(赤・2007年・箱型5L 希望小売価格 各¥9,500)


ドメーヌ・ドゥ・ラ・トリバルは、モンペリエから15キロメートル北東に位置しており、2つのはっきりと分かれたテロワールを持った畑を所持しています。南側の畑は、砂岩と赤粘土からなり、北側には断層から生じた石灰質の畑です。この2つのテロワールが、このドメーヌの特徴を骨格となっています。

SabineとOlivier DURAND夫婦は、1990年に4世代に渡って続いてきたこのドメーヌを引き継ぎました。過去3世代に渡り、有機農法で耕作しており、1996年以来、正式に有機農法の認証を受けました。2人は、このテロワールの特色を引き出す為、石灰質の荒地での農作業に大変な努力を続けています。
なお、奥さんのSabineは、フランスの有機農業の団体であるA.I.V.Bの代表も務めています。ブドウ畑の総面積は18ヘクタール、現在ECOCERTとVin Bio FNIVABの認証を受けています。


容量:5000ml / (13%Alc)
小売価格:9,500円(税別)
土壌: 粘土−石灰質
ブドウ品種: カヴェルネ・ソーヴィニョン
色: 赤ワイン
醸造: 果実味を前面に出すため、4日間の短い発酵
香り: 赤い果実。特に熟したカシスの香り。
味覚: 新鮮さと赤いカシスの熟した味わいが上手に融合しています。
     渋みと酸味もしっかりとしています。
サービス: 16度から18度が適温。肉料理を中心に日常の様々な食事と。
<BIBの利点>
・高いコストパフォーマンス:ボトル(750ml)換算で1426円。
・グラス売りワインに最適:長期に渡り酸化や劣化をしません。
・廃棄が簡単:外箱とプラスチックを分別するだけ。環境に優しい。
・取り扱いが簡単:コルクオープナーなど不要。手で簡単に開栓。
・パーティや宴会向き:セルフサービス、もしくはカラフで。



Domaine Folle Avoine 

フォル・アボアンヌ / ラングドック・ルーション

貴重な自然派3LBIBワイン
Folle Avoine VDP Sauvignon Blanc / Merlot-Syrah

シャトー概要
  ≪Folle Avoine≫は、カラスムギのフランス語名です。Jean-Claude Daumondは、冗談半分にこの名前をワイン名に選びました。彼がワイン作りを<Bio>で始めたとき、周囲からはこの栽培方法はまだ良い印象を持たれていませんでした。隣人は、彼の9ヘクタールのブドウ畑にこの<Folle Avoine?>が生えているのを見て嘲笑したからだそうです。彼の自然と生物への敬意は、深く彼の中に根付いています。彼はずっと野菜も果物もブドウも<Bio>で育ててきました。彼にとっては、それ以外のやり方などありえません。彼は生物の多様性を維持するために、たくさんの生産物を栽培しています。彼のワインの高い評価は、彼の取り組みが正しいことを証明しています。

2007年について (Jean-Claude Daumond氏より)
 2007年の収穫は、非常に良い衛生状態の下で行うことが出来ました。4〜5月は降雨量が多く、カビの危険もありましたが、6月に吹いた北風が、菌類の発生を防いでくれました。夏は、日中は非常に扱ったのですが、夜の温度は十分に下がり、結果としてワインに素晴らしい新鮮さを与える要因となりました。これは、毎年得られるものではありません。夏の雨量は少なかったため、ブドウは腐敗しませんでした。

Folle Avoine Vin de Pays d’Oc Blanc:Sauvignon Blanc 2007 sold out
フォル・アボアンヌ ヴァン・ド・ペイ ドック ブラン ソーヴィニヨン・ブラン 2007 
白ワイン用ブドウは、量・質とも昨年に引き続き良い状態で収穫できたようです。自然酵母による発酵も順調に進展。タンクの温度は18度にコントロールです。夏の涼しい夜の温度の影響で、白ワインに重要な新鮮さと活力を兼ね備えています。芳香さも、昨年よりも強く感じられる出来となっています。

ブドウ品種:100%ソーヴィニョン・ブラン
容量:3000ml/4/白ワイン
小売価格:\5,500予定 (税別) sold out



Folle Avoine Vin de Pays d’Oc Rouge:Merlot et Syrah 2007
フォル・アボアンヌ ヴァン・ド・ペイ ドック ルージュ メルロー&シラー 2007 
昨年同様に75%メルロー、25%シラーのブレンドです。シラーとメルローは一緒に発酵槽に入れ、26度の一定温度でアルコール発酵。その後、マロラクティック発酵。メルローの赤い果実の特徴をシラーの力強さが支えています。

ブドウ品種:75%メルロー、25%シラー
容量:3000ml/4/赤ワイン
小売価格:\5,500(税別



Les Chemins de Bassac / Languedoc-Roussillon

レ・シュマン・ド・バサック / ランドック・ルション

個性的かつ軽快な白・赤ワイン
Isa Blanc 2008/Isa Rouge 2006/Pinot Noir 2007
(VDP Cotes de Thongue)

Les Chemins de Bassac レ・シュマン・ドゥ・バサック
責任者:Isabelle, Remi Ducellier夫妻
地域 :Puimisson
AOC:Vin de Pays des Cotes de Thongue
認証:エコセール(記載:Controle Ecocert)
1999年から有機栽培

概要
ブドウ畑:15ヘクタール 粘土・石灰質の丘陵地
ブドウ品種:
白−Roussanne, Viognier
赤−Grenache, Mouvedre, Syrah, Cabernet-Sauvignon, Pinot Noir
収穫量:50ヘクトリットル/ヘクタール

Isa Blanc: Roussanne 67%, Viognier 33%
Isa Rouge: Grenache 26%, Mourvedre 22%, Pinot Noir 20%, Syrah 18%, Cabernet 14%


 レ・シュマン・ドゥ・バサックは、イザベルさんの家族が19世紀初めから所有しています。
イザベルさんとレミさんは当初は生産者になるつもりではありませんでした。遺跡の発掘の際に
出会った二人は、パリで歴史学者になろうとしていました。しかし、1987年に家族がブドウ畑を
売却しようとした時、この2人は学者になるよりも、ワイン生産者になる道を直ぐに選びました。


 彼らはワイン生産への熱意と愛情から、15ヘクタールのブドウ畑の整備を進め1999年には
有機農法の認証を取得、現在ではラングドック地方の最も素晴らしいブドウ畑の一つとなっています。
彼らのドメーヌLes Chemins de BassacはPuimissonにあり、Beziers市から北に12kmに位置しています。


栽培・醸造
 15ヘクタールの粘土/石灰層の土壌は、第4紀沖積土の台地に由来し、小石が多く
とても水はけが良いですが、一定の保水性があるため夏の最も暑い時期にも立ち向かうことができます。


 ブドウは樹齢平均15歳、1ヘクタール辺り5000本が植えられています。仕立てはダブルコルドンで
通常8個の芽を残します。各々の木の特徴や成長具合、病気の発生などにより様々な対応をしています。
有機肥料を使っていますが、有機栽培の許容量よりも非常に少ないものです。4月から収穫まで、
多くの作業を手で行っています。


 5種類の赤品種(ピノノワール、シラー、グルナッシュ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、
ムールヴェードル)と白品種2種(ルーサンヌ、ヴィオニエ)を植えています。一般的には収穫は
8月末にピノノワールから始まり、9月半ば過ぎにムールヴェードルで終了します。



評価
 Concours National des Vins de Pays 2007: Medaille d'Or Rouge 2005
Challenge du Vin 2007: Medaille d'Argent , Concours vins du Languedoc,
Guide Hachette 94-95-96-97-98, Gault et Millau, Revue du vin de France,
Terre de Vins, l'Express, Le Nouvelobs, The wine advocate (R. Parker), 等


 「誰も否定できないラングドックのグラン・クリュだ」
Les grands crus du Languedoc et du Roussillon 2006 - M. Smith

 「ラングドック地方のヴァン・ドゥ・ペイは価値が高まっている」
La Revue du Vin de France - Mars 2005

 「“一般の人たちに評判が良く上品だ”と生産者に語られるISAシリーズに
興味を抱かないわけには行かない。まさに、本当のワインに適した評価ではないだろうか?」
Les Bonnes Adresses du Vin Bio ? 2006/2008 J.M.Carite (Utovie)


Les Chemins de Bassac (レ・シュマン・デ・バサック)

Isa Blanc 2008 Vin de pays des Cotes de Thongue
(イザ・ブラン 2008 / ヴァン・ドゥ・ペイ・デ・コート・ドゥ・トング)
(容量:750m/12/白 2009年3月中旬販売開始)

ブドウ品種:ルーサンヌ67%、ヴィオニエ33%

発酵前に浸漬。セニエを行い澄まし。3分の一はハーフサイズの樽で発酵。
バタナージュを4から5ヶ月間実施しながら、澱上で熟成。

新鮮で輝くような白ワイン。色は、薄い金色。スイカズラのようなきれいな香り。
生き生きとしてしなやかな口当たり。良い構造を持ち、白桃やネクタリン、
熟した洋梨のような後味は完全な辛口、長い余韻があります。
食前酒として、魚介類のおつまみ(あまり香辛料を使っていないもの)などとぴったりです。


Les Chemins de Bassac (レ・シュマン・デ・バサック)

Isa Rouge 2006 Vin de pays des Cotes de Thongue
(イザ・ルージュ 2006 / ヴァン・ドゥ・ペイ・デ・コート・ドゥ・トング)
(容量:750m/12/赤 2009年3月中旬販売開始)

ブドウ品種 :グルナッシュ26%、ムールヴェードル22%、ピノノワール20%、シラー18%、カヴェルネ・ソーヴィニョン14%。
100%除梗。新鮮さと香りを保つ為、品種別に、温度コントロールをして発酵。
発酵は約25日間続き、1日1度軽くルモンタージュを実施。抽出よりも繊細さと
上品さを追求。マロラクティック発酵前にアッセンブラージュを実施し、
調和とユニークさのあるワインを作ります。


独特の5品種の組み合わせは、調和の取れた程よいコクと上品な渋みがあります。
深紅色。香りはまだ若干控えめですが、野生の赤い果実や森の香りがします。口内では、
その控えめさは無くなり、柔らかく熟れ、力強さがあります。しかしながら、
軽快な飲みやすさも兼ね備えており、やや軽めの渋みは最後に新鮮さが残ります。
パテや焼肉などとともに。そして、友達と囲む食卓には最適です。


Les Chemins de Bassac (レ・シュマン・デ・バサック)

Pinot Noir 2007 Vin de pays des Cotes de Thongue
(ピノノワール 2007 / ヴァン・ドゥ・ペイ・デ・コート・ドゥ・トング)
(容量:750m/12/赤 2009年3月中旬販売開始)

ブドウ品種 :ピノノワール100%
≪ Devant Bassac ≫(バサックの前)と名づけられたブドウ畑から選ばれたピノノワールを使用。果実味、タニンの上品さ、そしてビアフランカ階(この畑の地質)のミネラル感を保つように優しく醸造。


深い紅色。野いちごのような上品な香りを持ち、口内ではピノノワールの典型的な果実味の心地よさがあります。イチゴのコンフィのような味わいもあります。他人は良く馴染んでおり、全体としては比較的軽めでバランスのとれたワインです。焼き魚や家禽のグリル、グジェールやリエットなどとも合います。


Domaine du Traginer / Banyuls - Collioure
ドメーヌ・ドゥ・トラジネール / バニュルス−コリウール



ドメーヌ・ドゥ・トラジネールのジャン・フランソワ・デュウ氏は、バニュルス地方最後の「山の彫刻家」として有名なブドウ栽培者・ワイン醸造家です。彼は、彼の肉体と、カタロニア地方のラバ使い(Traginerとはラバ使いという意味)が所有するこのブドウ特産地(クリュ)最後の雄ラバだけを使って山を切り開き、ブドウを栽培し、ワインを作っています。


 片石と急傾斜からなるバニュルスのテロワールは非常にユニークです。海と山の間に位置し年間で平均250日間も日光が注ぐその稀な美しい景観だけでなく、フェニキア人が起源となる歴史、段丘にあるブドウ畑、6000kmに及ぶ石垣、また巧妙に作られた雨水を流す水路などがあるためです。

 この6ヘクタールのドメーヌは、有機とビオディナミ栽培により畑を耕作しています。ブドウ畑は日光のとても良く当たる狭い段丘にあり、土壌はカンブリア期の岩石が風化した片石から成り立っています。先祖代々の伝統を尊重してワインを醸造。収穫量は1ヘクタールあたり15から35ヘクタールと恐ろしく少なく、ブドウの樹1本からは、1本のワインも生産できません。ビオディナミと彼の伝統的で丁寧な醸造は、出来上がったワインの質に大いに貢献しています。

Domaine du Traginer (ドメーヌ・ドゥ・トラジネール)

AOC Banyuls Blanc 2006
(バニュルス・ブラン2006年)
(容量:500m/12/白/甘口/酒精強化ワイン 小売価格:5,500円(税別))

プレス後、低温で果汁を澄ませます。20度の温度コントロールで発酵。イノックスタンクの還元的な状態で熟成。清澄、濾過。香り高いワインであり、冷やして食前酒として楽しめます。エキゾチックな果実のような複雑な芳香。
桃やアプリコット、洋梨メロンのような白い果物を使ったデザートと良く合います。また、フォアグラとの組み合わせも素晴らしいです。
アルコール17%。残糖分1リットル辺り95グラム。理想サービス温度11度。
ブドウ品種:
グルナッシュ・ブラン 45% 樹齢35〜40年
グルナッシュ・グリ 30% 樹齢40〜50年
ミュスカ・プティ・グラン 25% 樹齢20〜25年


AOC Banyuls Rimage 2006
(バニュルス・リマージュ2006年)
(容量:500m/12/赤/甘口/酒精強化ワイン 小売価格:5,500円(税別))

除梗後、21日間の浸漬。アルコールを加えて発酵を止め、アロマやタニンの抽出を促進。毎日、ルモンタージュを複数回実施。リマージュの特徴を生かすためにイノックスタンク内で熟成し、ミネラル感とアロマを保存。収穫から8ヵ月後に瓶詰。無濾過、無清澄。
豊満で果実味溢れるワインである為、軽く冷やして、ヤギのチーズや新鮮ないちじくなどと共に。チョコレートデザートや赤い果物ととても良く合います。
アルコール17%。残糖分1リットルあたり82グラム。理想サービス温度16度
ブドウ品種:
グルナッシュ・ノアール 65% 樹齢30〜40年
グルナッシュ・グリ 25 % 樹齢 40〜50年
カリニャン・ノアール 10 %  樹齢 40〜50年


AOC Banyuls Rimage Mise Tardive 2003
(バニュルス・リマージュ・ミズ・ターディブ2003年)
(容量:500m/12/赤/甘口/酒精強化ワイン 小売価格:5,500円(税別))

除梗後、21日間の浸漬。アルコールを加えて発酵を止め、アロマやタニンの抽出を促進。毎日、ルモンタージュを複数回実施。リマージュ・ミズ・ターディブの特徴を生かすため、オーク樽で28ヶ月熟成。タニンは丸く、香りは複雑。無濾過、無清澄。
豊満なワインで、カカオやクルミ、干しスモモ、乾燥フルーツの香り。少し冷やして、羊のチーズや新鮮なイチジクとともに、チョコレートやパセリの入ったパテなどとも抜群の相性。
アルコール17%。残糖分1リットルあたり82グラム。理想サービス温度16度
ブドウ品種:
グルナッシュ・ノアール 65% 樹齢30〜40年
グルナッシュ・グリ 25 % 樹齢 40〜50年
カリニャン・ノアール 10 %  樹齢 40〜50年


AOC Collioure Blanc 2005
(コリウール・ブラン2005)
(小売価格:5,900円(税別))

プレス後に、澄まし。小樽で、温度コントロールしながら発酵。SO2無添加。熟成は、新樽で18ヶ月。無清澄、無濾過。瓶詰時に、SO2を3グラム/ヘクトリットル添加。
薄黄色の外観。乾燥菩提樹の葉や甘い香料、松やにの香り。軽いオーク香があり、強く、おおらか、長い余韻があります。やや冷やして、焼き魚や蒸し魚、カレーを使った料理などとも良く合います。
アルコール度数14.8度。理想サービス温度16度。
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン : 60% 平均樹齢10〜15年 グルナッシュ・グリ : 40 %  平均樹齢40〜70年


AOC Collioure vieilli foudre 2005
(コリウール・ヴィエイリ・フードル2005)
(小売価格:4,800円(税別))sold out

除梗、日々複数回のルモンタージュを行い、21日間の浸漬。8ヶ月間、大樽で熟成。
ガーネット色の外観を持つこのワインは、非常にフルーティでミネラル感があり、赤い果実の芳香があります。
アルコール度数13.9%。理想サービス温度16度。
グルナッシュ・ノアール 25% 平均樹齢30〜40年
カリニャン・ノアール 25 % 平均樹齢 40〜50年
ムールベードル・ノアール 25% 平均樹齢 10〜15年
シラー 25% 平均樹齢 22年


AOC Collioure cuvee Al Riberal 2006
(コリウール・キュヴェ・アル・リベラル2006)
(小売価格:5,200円(税別))

除梗、21日間の浸漬、毎日複数回のルモンタージュを実施。温度コントロール。SO2無添加で、イノックスタンクで8ヶ月熟成。
アルコール度数14.5%。理想サービス温度16度。
グルナッシュ・ノアール 25% 平均樹齢30〜40年
カリニャン・ノアール 25 % 平均樹齢 40〜50年
ムールベードル・ノアール 25% 平均樹齢 10〜15年
シラー 25% 平均樹齢 22年


AOC Collioure cuvee d'Octobre 2003
(コリウール・キュヴェ・ドクトーブル2003)
(小売価格:6,800円(税別))

除梗、20日間の浸漬、日々数回のルモンタージュを実施。温度コントロール。14ヶ月間。小樽で14ヶ月間の熟成。ガーネット色の外観を持つこのワインは、果実味とミネラルのバランスが抜群で、赤や黒い果実の熟した味が楽しめます。
アルコール度数14.5%。理想サービス温度16度。

グルナッシュ・ノアール 25% 平均樹齢30〜40年
カリニャン・ノアール 25 % 平均樹齢 40〜50年
ムールベードル・ノアール 25% 平均樹齢 10〜15年
シラー 25% 平均樹齢 22年


AOC Collioure cuvee Capatas 2004
(コリウール・キュヴェ・カパタス 2004)
(小売価格:9,300円(税別))

除梗。30日間の浸漬。毎日複数回のルモンタージュとピジャージュ。SO2無添加。小樽で14ヶ月熟成。二酸化硫黄無添加。 瓶詰時も3グラム/ヘクトリットル以下の微量添加。無清澄、無濾過。要デカンタ。
濃いガーネット色。干しスモモや甘草、良く熟した赤い果実の濃い芳香。しっかりとしたタニンと熟した果実味が味わえます。最後にトリュフの味わいが残ります。やや低温でお飲み下さい。
アルコール度数14.6度。理想サービス温度16度。

シラー 50% 平均樹齢 20年
グルナッシュ・ノアール 20% 平均樹齢30〜40年
ムールベードル・ノアール 15% 平均樹齢 10〜15年
カリニャン・ノアール 15 % 平均樹齢 40〜50年


Domaine de Gressac / Languedoc
ドメーヌ・ドゥ・グレサック / ラングドック

Domaine de Gressac (ドメーヌ・ドゥ・グレサック)

la Rousse Blanc VDT (2006年)
(ラ・ルース・ブラン  / ヴァン・ドゥ・ターブル 2006年)
(白・2006年 希望小売価格 ¥4,500)
収穫量は20hl/ha。発酵し大樽で澱上で熟成。ルーサンヌの上品な芳香が赤土の土壌のミネラル感と交じり合って いるのが分かります。食事にあう素晴らしい白ワインです。3年〜5年、保存できます。
ブドウ品種:ルーサンヌ80%、グルナッシュ・ブラン20%

Gressac Classic VDT (2004年)
(グレサック・クラシック  / ヴァン・ドゥ・ターブル 2004年)
(赤・2004年 希望小売価格 ¥3,800)sold out
南北に開けた陸の中腹のブドウ畑で生産。15日〜20日間の浸漬、28℃〜30℃の状況で毎日継続的に行われるルモンタージュとデルスタージュが、濃い色素と繊細なタニンの抽出を実現 しています。小樽と大樽による2年間の熟成が、平均保存期間 向け(5年から7年間)であるこのワインを仕上げます。
ブドウ品種:グルナッシュ60%、シラー40%

La Madonne /  Vin de Pay Gard 2004年
(ラ・マドンヌ  / ヴァン・ドゥ・ペイ・ガール 2004年)
(赤・2004年 希望小売価格 ¥7,500)
収穫量はどちらも30hl/ha以下。シラーを低温浸漬し、35度以下でピジャージュを行うことで、素晴らしい繊細さを得ることができました。殆ど澱引きをしないで24ヶ月大樽で熟成することで果実味の新鮮さを維持しました。このワインは10年間保存できる可能性があります。
ブドウ品種:シラー75%、グルナッシュ25%

La Mariage /  Vin de Pay Gard 2004年
(ラ・マリアージュ  / ヴァン・ドゥ・ペイ・ガール 2004年)
(赤・2004年 希望小売価格 ¥7,500)
収穫量はどちらも20hl/ha以下。ブドウは収穫後すぐに集められ、同じ発酵槽の中でブレンドされます。ル・マリアージュは17日間発酵槽で浸漬されました。一部除梗、毎日足でピジャージュ。24〜30ヶ月、6年目の大樽で熟成。8ヶ月毎に澱引き。これは長期保存可能(10年)なワインです。
ブドウ品種:グルナッシュ50%、ムールヴェードル50%



フランス南部の都市、アヴィニョンの西側に位置するセーズ丘陵に10ヘクタールを所有するドメーヌ・ドゥ・グレサックのブドウ畑は、南側は地中海性気候、北側はセヴェンヌ山脈の恩恵を受けています。もともと桑畑を耕し、絹用のカイコを育てていた地域でしたが、1950年代にブドウ栽培地として最も優れた地域である事が判明しました。ブドウの木々は、森林と自然な垣根に囲まれて守られている丘に植えられました。また60年代の終わり、リュシアン・ボンデュラン(前所有者)は元々、薬剤を多量に使用する農法に疑問を抱いており、またここのブドウ畑が自然農法に適していることに着目し、1970年から有機農法に取り組むことを決定しました。


その後2000年、現在の所有者であるリディアとロバート・フォーブがドメーヌを買い取ります。彼らの目的は、更なるドメーヌの完璧な再構築です。改修、植付け、引き抜き、植樹、新たな添え木などが、引き続き毎年行われています。  現在、ボルドーのラフィット・ロートシルトで醸造に携わっていたジャン・ミシェル・リュウ(Jean-Michel Rieux)が  毎年、ブドウ畑の保全に努めています。  また彼らはテロワールを知り、理解し、最良のワインに仕上げる為に、あえてAOCには拘ることなく彼ら自身が納得し、それを消費するユーザーの声を求めて努力しています。その結果、フランスで著名な雑誌「Gault Millau」でたえず最も高い評価を得ているのです。

彼らの作るワインはグルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、ブールブラン、クラレット、ルーサンヌが中心品種で、平均樹齢は30年です。年間平均収穫量は30hl/haを超えることは決してありません。収穫は手で行い、畑でのブドウの選別を可能にしています。醸造所で、選果台で2度目の選別を行います。全てのブドウが基本的には除梗され、(ワインによっては除梗されないものもある)発酵槽で15日から30日間、浸漬されます。長期保存用のワインと平均的なワイン、そして早飲みようのフルーティなワインそれぞれに、理想的な抽出量が求められます。醸造時には二酸化硫黄は使用しません。補糖や補酸も行われません。人口酵母や酵素も皆無です。物理的や化学的な加工は行われません。全ての赤ワインは、大樽か小樽で2年から4年熟成されます(新樽は使われません)。この熟成は、タニン(渋味)と色素成分の上品な 融合の基礎となります。また、清張、濾過は全てのワインで行われていません。


Domaine de la Triballe / Languedoc
コストパフォーマンス抜群 南仏有機カヴェルネ

Domaine de la Triballe (ドメーヌ・ドゥ・ラ・トリバル)
Vin de Pays d'OC Cabernet Sauvignon 2006
(ヴァン・ドゥ・ペイ・ドック / カヴェルネ・ソーヴィニョン 2006年)
(赤・2006年 希望小売価格 各¥1,750)sold out


ドメーヌ・ドゥ・ラ・トリバルは、モンペリエから15キロメートル北東に位置しており、2つのはっきりと分かれたテロワールを持った畑を所持しています。南側の畑は、砂岩と赤粘土からなり、北側には断層から生じた石灰質の畑です。この2つのテロワールが、このドメーヌの特徴を骨格となっています。

SabineとOlivier DURAND夫婦は、1990年に4世代に渡って続いてきたこのドメーヌを引き継ぎました。過去3世代に渡り、有機農法で耕作しており、1996年以来、正式に有機農法の認証を受けました。2人は、このテロワールの特色を引き出す為、石灰質の荒地での農作業に大変な努力を続けています。
なお、奥さんのSabineは、フランスの有機農業の団体であるA.I.V.Bの代表も務めています。ブドウ畑の総面積は18ヘクタール、現在ECOCERTとVin Bio FNIVABの認証を受けています。


容量:750ml / (13.6%Alc)
小売価格:1,750円(税別)sold out

土壌: 粘土−石灰質
ブドウ品種: カヴェルネ・ソーヴィニョン
色: 赤ワイン
醸造: 果実味を前面に出すため、4日間の短い発酵
香り: 赤い果実や焼いたピーマンの香り
味覚: 新鮮で上品、しなやか
サービス: 16度から18度が適温。肉料理と共に


Mas de Janiny
豊富な果実味、気軽に飲める南仏ワイン!

Mas de Janiny (マ・ドゥ・ジャニニー)
Le Temps des Gitans (ル・トン・デ・ジタン)
Vin de Pays de l'Herault (ヴァン・ドゥ・ペイ・ドゥ・レロー)
(赤・2006年 希望小売価格 各¥2,350)sold out

歴史:
ティエリーが父の助けを得て、家業である農業を引き継いだのは1980年の終わりでした。商業学校で教師をしていた兄弟のパスカルもすぐに、家業に加わる決断をします。このような形で、Mas de Janinyは誕生しました。有機栽培への取り組みは、直ちに行われました。テロワールと環境、健康を守ることが、彼らが気に懸けていたことであり、それは現在も続いています。

ブドウ栽培:
ブドウ畑は粘土石灰質のテロワールで石灰質の荒地の中心に位置しています。耕作方法と手入れは、除草剤、化学製品や化学肥料を使用せず、自然な農法で行われています。
テロワールを最大限に引き出す為、ブドウの根を深く張らす事が私たちの目的の一つです:そのために、剪定方法、支柱、自然堆肥の供給、労働、耕作法など全てが、ブドウの木とブドウに素晴らしいワインを生み出す為の条件となる性質を与えています。彼らは収穫量に心を煩わせることはありません。ブドウの木は、周囲の自然との完全なハーモニーをとることで、はぐぐむ事ができるだけのブドウ量を産出するからです。

醸造 :
ブドウ栽培にとって、醸造はブドウの仕事が延長したものです。それは、豊かで複雑なワインを生み出す為に、ブドウの果汁が、心地良さと時間とともに、ゆっくりと変わっていくことです。人口酵母や酵素、人口のタニン、発酵を活性化させるものは使いません。全ての化学製品を禁止しています。SO2の使用量も極端に少ないものです。半分ほど埋まったセメント醸造桶で長い時間をかけて浸漬(マセラシオン)を行います。ワインは続いてフレンチ樽に移し変えられ、完全な熟成に必要なだけの時間熟成を行います。熟成中、卵白軽い成長を行い、最後に濾過をせずに瓶詰します。

ワイン:
このワインは、大変個性的な特徴があります。濃い外観、強く複雑な香り、そして長い余韻が残ります。


有機ワイン 3リットル Bag-in-Box
(FUJI ROCK FESTIVAL'07)

≪Folle Avoine≫
Vin de Pays d’Oc
Vin Blanc:Sauvignon Blanc 2006 
Vin Rouge: Merlot et Syrah 2006 sold out


(希望小売価格 各¥5,500)

1. 自然環境に配慮した3リットル入りBag-in-Box(カートンスタイル)です。
2. 世界で珍しい、本格的な有機ワインのBag-in-Boxです。
3. 開栓は簡単で道具は必要ありません。
4. 真空パックになっているため、ワインの新鮮な風味を長期に渡り維持します。
5. カートンとビニールで作られているので、ごみ処理は簡単に行えます。
6. Jean-Claude Daumond氏は自然界の多様性を尊重し、有機栽培(農薬、除草剤は使用していません)を行っています。
7. キャンプ、パーティー、レストランでのグラスやカラフ販売に最適です。
8. 750mlあたり、約1,375円の高いコストパフォーマンスです。
9. 2003年ヴィンテージは、2004年のコンクール<Concours des Vins Bios 2004>において、銀賞を獲得しています。

<ティステング コメント>
<Folle Avoine Vin Blanc: Sauvignon Blanc 2006 Vin de Pays d’Oc>
柑橘系の果物や白桃のような香りを感じ取れます。 口当たりは、素晴らしい酸味によりとても新鮮で、爽快なワインです。

<Folle Avoine Vin Rouge: Merlot et Syrah 2006 Vin de Pays d’Oc>
赤い果物、特にメルローの特徴であるイチゴの香りを感じ取れます。シラーがワインにコクを与えています。
きれい溶けた渋みを口内に感じ、余韻は長く新鮮です。

<2006年ヴィンテージ・醸造について Jean-Claude Daumond氏より>
<Folle Avoine Vin Blanc: Sauvignon Blanc 2006 Vin de Pays d’Oc>
白ワイン用ブドウの収穫は、素晴らしい天気だった9月1日に行われました(2005年は9月10日)。
2006年は、日照時間が大変長く少雨でした。水不足でしたが、根が土壌にしっかりはっているおかげで、
ブドウは水不足に悩むこと無く、果汁量はほぼ例年通りでした。
伝統的な醸造方法を採用しました。収穫後にプレス、果汁は沈殿物を取り除きやすくする為に
一度12度まで冷やし、翌日に沈殿物を取り除きました。
しなやかで果実味のあるワインを作るため、アルコール醗酵は低温の約18度で行いました。
醗酵終了後に澱引きをし、瓶・バッグインボックス詰めまでタンクの中に保管しました。

<Folle Avoine Vin Rouge: Merlot et Syrah 2006 Vin de Pays d’Oc>
<Folle Avoine Rouge>用の赤ワイン用品種は9月9日に収穫しました(2005年は9月13日)。
白ブドウ同様、素晴らしい天気でした。今年はメルロー65%とシラー35%です。2つの区画を
<Folle Avoine Rouge>に選びました。一つはメルローを栽培している石灰質の畑。もう一つは、
シラーが素晴らしく成長した、丸い砂利で構成されている丘。
初めて、カベルネーソーヴィニョンの代わりにシラーを使いました。これは、果実味が豊富で全ての
人にとって飲みやすいワインを作るために、ワインの香りをより多様にし構造のしっかりとしたものに
したかったからです。
伝統的な醸造方法を採用しました。渋みを抑え、しなやかで果実味の豊富なワインを作るために、
醗酵時間は短くしました。シラーとメルローは一緒に醗酵槽に入れ、26度の一定温度でアルコール醗酵を
行いました。アルコール醗酵中、ルモンタージュは、酸素を供給するため、また酵母の活動を助けるために
毎日行いました。
醗酵槽は、アルコール醗酵が終了する数日前に澱引きしました(Densite1010)。
プレスワインは使っていません。瓶・バッグインボックス詰めまでタンクの中に保管しました。

<ワイナリー 紹介>
≪ Folle Avoine ≫は、カラスムギのフランス語名です。Jean-Claude Daumond氏は、
冗談半分にこの名前をワイン名に選んだそうです。彼がワイン作りを<Bio>で始めたとき、
この栽培方法はまだ良い印象ではありませんでした。隣人は、彼の9ヘクタールのブドウ畑に
この<Folle Avoine >が生えているのを見て嘲笑したからだそうです。

彼の自然と生物への敬意は、深く彼の中に根付いています。彼はずっと野菜も果物も
ブドウも<Bio>で育ててきました。彼にとっては、それ以外のやり方などありえないのです。
彼は生物の多様性を維持するために、たくさんの生産物を栽培しています。

≪ Folle Avoine ≫は、テンプル騎士団の時代まで遡る家族経営のドメーヌで作られました。
ドメーヌは、Herault県、モンペリエから10キロメートルほど東に位置しています。ブドウ畑は、
近隣のVendargues, Castries と Saint-Aunes地区にあります。畑が分散していることにより、
テロワールの独自性を享受しています。土壌は、ローヌの太古の支流からできた二酸化ケイ素を
含んだ砂利や、粘土石灰層、マールなどです。これらの土地で、地域の伝統品種である
カリンニャン、サンソー、グルナッシュをはじめ、カベルネソーヴィニョン、メルロー、シラー、
ソーヴィニョンブランを栽培しています。

(ネット上では、現在この商品は販売しておりません。お手数ですが、メールか電話、Faxでご連絡ください)


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Domaine Virgile Joly, Languedoc
(ドメーヌ ヴィルジル・ジョリー ラングドック)
AOC Coteaux du Languedoc "Le Joly Rouge"
(コート デュ ラングドック "ル・ジョリー・ルージュ")

軽快で飲みやすい、お手頃価格のラングドック

  ドメーヌ・ヴィルジル・ジョリーは、エロー川中央を貫くラングドック丘陵にあります。オーナーのヴィルジル・ジョリーはまだ30代。ワイン生産者であった祖父の仕事を継ぐため、生物学、醸造学、経営学などを学び、フランス各地のさまざまな畑で葡萄栽培に携わる機会に恵まれました。 そしてラングドックのテロワールと自然条件に逆らうことなくワイン造りを行なってきたその長年の歴史に出会い、この地でワイン造りに携わることを決意したのです。
#   ヴィルジルは、ワインが誕生するまでのすべての行程がナチュラルであることにこだわっています。化学薬品に頼らない有機栽培を実行することはもちろん、収穫量も20hl/ha、収穫から葡萄果の選別、圧搾作業に至るまで、すべてを手作業で行なっています。また、醗酵には自然酵母を使用し、酸化防止剤である二酸化硫黄の使用も最低限に抑えています。
  彼の持っている品種はグルナッシュ、カリニャン、サンソー、シラー。これらを組み合わせて何種類かのキュベを造っていますが、どのワインも優しいタンニンとスパイスの香りが基調。南仏らしいパワフルさがありながら、重さを感じさせないのが彼のスタイルです。
  今回ご紹介するのは食中酒としてぐいぐい飲める楽しい一品。ラベルには「やや冷やして飲んでください。ソーセージ類、肉のグリルとどうぞ」と彼自身のアドバイスが添えてあります。


Coteaux du Languedoc "Le Joly" Rouge 2005
コトー・デュ・ラングドック "ル・ジョリー" 赤 2005   1850円(税抜き)sold out

品種構成はグルナッシュ種50%、サンソー種40%、シラー種10%。ルビー色の外観、黒い果実、甘やかな花とローズマリーの香り。口に含むとしなやかな質感で、鮮度感抜群。やや鄙びた感じもありますが、タンニンは充分に柔らかくほふれています。