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(2009年4月6日 更新)

Domaine Philippe GOULLEY / Chablis 

ドメーヌ・フィリップ・グーレイ / シャブリ

シャブリのテロワールを率直に表現
Petit Chablis06 / Chablis07
1er Cru Montmains 04 / 1er Cru Fourchaume 06

栽培者・生産者:フィリップ・グーレイ (La Chapelle Vaupelteigne ? Chablis)
AOC Petit Chablis, AOC Chablis, AOC Chablis 1er Cru
認証:Certification Qualite France (Mention Biobourgogne), BIOBOURGOGNE
1991年から有機栽培
2.5ヘクタール プティ・シャブリ
0.75ヘクタール シャブリ
1.25ヘクタール シャブリ1erクリュ・モンマン
0.25ヘクタール シャブリ1erクリュ・フルショーム
平均年間生産量は40000本。

ドメーヌ・フィリップ・グーレイは、1985年に現当主であるフィリップの父親が始めたドメーヌです。他の職に就いていたフィリップは1990年から父親とともにドメーヌで働き始めました。(1993年に父親は引退。)フィリップは1991年に新しく手に入れたAOC プティ・シャブリから有機栽培への転換を開始しました。続いて、シャブリとシャブリ1erクリュ・モンマンです。モンマンは1993年に有機栽培に転換、1erクリュ・フルショームは1994年からです。1997年に全ての畑がビオ認証を受けました。

また彼は、Confederation des groupements des agrobiologistes de Bourgogne (CGAB)の代表である。CGABは、有機栽培、もしくは移行中の60の加盟生産者からなるグループです。

<私は常に自然を身近に感じてきました。有機栽培にこのドメーヌを転換する決定は、ワインの質と環境(土壌破壊や農薬の投与量など)を同時に熟考した結果からです>何よりも生きた土壌を心がけることにより、彼の各AOCワインは土壌の個性を反映しています:AOCプティシャブリは溌剌さ。AOCシャブリは力強さの魅力。AOC1erクリュ・モンマンはミネラルさ。AOC1erクリュ・フルショームは花のような芳香と上品さ。


栽培・醸造
彼の最も配慮していることは、環境とヨーロッパの栽培・醸造規定を最大限に尊重して高品質のワインを生産することです。そのため、ブドウの耕作にあたっては、除草剤や化学製品は使用していません。二酸化硫黄やボルドー液など自然なものを使用して作業は行われます。


ブドウの高さは1.4メートル、畝幅は1メートル。ブドウの木々の密集度はGuyot doubleの場所は5,700木/ヘクタール、Guyot simpleの場所で8,500木/ヘクタールです。一つの木における芽の数は1ヘクタール当たりだいたい70000から80000個です。

畝間が非常に微妙でありブドウの成長力を考慮して、生育期に下草は生やしていません。(冬の間は土壌の活性化のために下草を生やしている)従って、土壌はトラクターや手作業で耕します。


醸造所は、温度コントロール機能を持ったステンレスタンクを導入するなど、最新化に努めています。自然の芳香の個性を保つため、人口酵母は使いません。SO2の添加も最小限にとどめます。清澄は必要な時だけベントナイトを用いて行い、濾過は行いません。彼のシャブリが求めているのは、たくましさとミネラルと純粋さです。そのため、ほとんどのワインはステンレスタンクだけで醸造・熟成されます。これにより各テロワールの個性を表現し、また早い段階から楽しむことができます。しかしながら、AOC1erクリュ・フルショームはブルゴーニュ樽で
醸造されます。よって、熟成が期待できます。


評価
<・・・率直でミネラルさをもち、変な味付けや装飾がなされておらず、シャブリの最上の生産者の一人だ。確かにほんの少しの樽やもう少し甘味があればより“誘惑的”になるかもしれないが、我々はテロワールと果実の繊細さと上品さが支配するこのワインを好む・・・プティ・シャブリは、このカテゴリーの中でのグラン・ヴァンだ。率直、レモン、しかしながら余韻は長くとても上品だ>Gault & Millau - Guide du vin 2008


<・・・(ワイン生産の経験の無い)Philippe Goulley氏が家族経営のドメーヌに戻ってきたのは1991年でした。経験は無いが疑問はありました:土壌で働くこと無しに、どのようにテロワールとコミュニケートするのだろうか?3つの文字でが返答でした:bio. Sans dynamie(有機栽培。ビオディナミ無しで)「畑作業をする。ちょっとの二酸化硫黄とボルドー液で。これだけだ。物事を単純にし、良い結果を出す」彼の信念は、ブドウ畑を尊重することだ。「畑への介入を最小限にし、ブドウが最も良いものを与えてくれるようにする」畑作業は少々古風だとすれば、醸造所は近代設備を導入している。選果台、空気圧プレス、温度コントロール付きステンレスタンク・・・、結果、彼のシャブリはミネラル感とたくましさを備えたテロワールをもったワインとなっている>
Bourgogne Aujourd'hui No78 (Octobre/Novembre 2007) - Vins bio


AOCプティ・シャブリ2007  (¥2,950 税別)
AOCプティ・シャブリのブドウは、丘のやや肥沃な土地から収穫されます。プティ・シャブリの代表として素晴らしいコストパフォーマンスを持っています。樽は使っておらず、新鮮さとミネラルが特徴です。


AOCシャブリ2007 (¥3,350 税別)
クラシックシャブリ。プティ・シャブリ用の土地よりも石の多い場所であり、根は石の間をぬって成長します。結果、酸味はまろやかで厚みのある構造です。プティ・シャブリよりもたくましく、柑橘系、長い余韻です。


AOCシャブリ・1erクリュ・モンマン04 (¥4,800 税別)
モンマンの南向きの斜面から収穫されています。最大限に熟成したブドウにより、良いボディ、まろやかさを持っています。なめらかさと柑橘系の合わさった構造を持ち、生き生きとした酸味がしっかりあります。力強い余韻があります。


AOCシャブリ・1erクリュ・フルショーム06 (¥5,900 税別)
南向きの斜面から収穫。フルショームの典型ともいえるミネラル感と華やかさを持っています。樽に由来するまろやかさも兼ね備えており、構造、ミネラル感、酸味が素晴らしいバランスとなっています。


(2009年2月13日 更新)

Chateau des Rontets / Pouilly-Fuisse・Saint-Amour 

シャトー・デ・ロンテ / プイイ・フュイッセ/サン・タムール

上品なブルゴーニュ白と野性味溢れるボージョレー
Les Birbettes,Pouilly-Fuisse / Cru Beaujolais Saint-Amour

概要
 シャトー・デ・ロンテはGazeau-Varambon家が1850年から所有しています。プイイ・フュイッセのレ・ロンテという区画にあります。ここのブドウ畑は、Pouilly, Solutreと Vergissonの素晴らしい風景を見渡すことができます。現在、有機栽培で耕作、自然酵母による発酵、バタナージュはその年の傾向を見て行うかどうかを決定しています。3種類の白ワインのほかに、2005年からボージョレのサン・タムールの生産を始めました。

 成功の原動力となったのは、クレール&ファビオの若い夫婦です。2人はイタリアで建築家として働いていましたが、クレールの祖父の死をきっかけに、1850年代から彼女の家族に受け継がれてきたシャトーでのワイン造りを決意。とはいえ、ワインのことなど何も知らないので、まずはマコンの農業学校で勉強し、1995年に生産をスタートしました。既に権威あるガイド「クラスマン」では一ツ星を得ており、「すべてのキュベを上手に造る」「素晴らしいテロワール(土地)」「このアペラシオン(産地)で避けて通れない造り手」と称賛されています。

栽培・醸造
 ピュイイ・フュイッセの所有地は6ha。敷地の真ん中には、彼らの住まいであり醸造所でもある大きな建物がたたずみ、それを取り囲むようにしてブドウ樹が植えられています。ブドウはシャルドネ100%。最も古い株は1910〜20年、その他は45〜75年に植えられ、この樹齢の高さがたぐいまれな凝縮感をもたらしています。

サン・タムールには0.5ヘクタールのブドウ畑を所有。2005年にこの土地でも有機農法の認証を取得しました。この土地は、南を向いた花崗岩質と軽い粘土質の土壌です。樹齢30年以上のブドウの木々を化学肥料や除草剤、殺虫剤を使わずに栽培しています。醸造は、SO2の添加をせずにコンクリートタンクで、低温マセラション・カーボニック発酵を行います。補糖、補酸は一切行わず、もちろん人工酵母も使っていません。熟成には、新樽は使っていません。2007年の夏前に、無濾過・無清澄で瓶詰めされました。


Les Birbettes Pouilly-Fuisse 2006
レ・ビルベット ピュイイ・フュイッセ 2006 Chateau des Rontetsが生産しているPouilly-Fuisse3キュベのトップキュベ。古樹の植えてあるベストの区画からとれたシャルドネを自然酵母にて発酵し、新樽で熟成。樽のニュアンスはまだまだ強いですが、それに負けないだけのふくよかな果実味とスパイシーさ、酸味も持ち合わせています。

容量:750ml/12/白ワイン
小売価格:\5,960 (税別)


Vin de Table "Sans Amour" (2005)
ヴァン・ド・ターブル “サンザムール”(2005年)
Chateau des Rontetsが0.6ヘクタールの畑をボージョレのサン・タムールに購入して初めて生産したワイン。AOCがとれなかったため、ヴァン・ド・ターブル“サンザムール”(翻訳すると“愛の無い”?)という名称で発売。
自然酵母で発酵し、タンクで熟成。ピュアな果実味と野性味のある味わいがうまく融合しています。

容量:750ml/12/赤ワイン
小売価格:\2,600 (税別)


Beaujolais Saint-Amour 2006
ボージョレー・サン・タムール2006
このフランス人とイタリア人のカップルは、マコネ地区のリーダーです。彼らのブドウ畑での質を重視した仕事ぶり(2005年に有機農法認証取得)は、実を結びました。このサン・タムールは純粋なブドウの果汁を表現しています。しかし、注意しなくてはなりません。この非常に上品な構造を持った第一印象の後に感じられるスパイスとコクは、このワインがとても素晴らしいワインであることを認識させます。
(Gault & Millau - Guide Vin 2008)

容量:750ml/12/赤ワイン
小売価格:\4,400 (税別)


Domaine Christian Ducroux
(ドメーヌ・クリスチャン・デュクリュー)

AOC Beaujolais Cru Regnie 2007 \3,250(税抜)
(ボジョレ−・クリュ・レニエ 2007)
素晴らしい凝縮感を持った
ビオディナミ第一人者のボジョレー・クリュ

Vin de Table “Patience”\3,800(税抜)
(ヴァン・ドゥ・ターブル “パティエンス”)
120本だけ限定入荷 2006年を樽熟成

葡萄園は、ボージョレの歴史的な都市であるボージュから5km離れたランティニエ ドゥレットの村落にあります。花崗岩質の古代地層の上に広がるノール・ボージョレ地方に位置するこの地域は、南東に傾斜しており、快適な微気候やサオーヌ川がもたらす安定した気温の恩恵をうけています。おまけにこの地域の日照時間や光度が葡萄栽培に大変適しているのです。

ボージョレ村から5kmのランティエとレニエ・デュレットの村に位置する。4.3haの畑は西南向きの斜面、花崗岩質の土壌で、ソーヌ川の影響により穏やかな気候に守られている。

 クリスチャン・デュクリューは1980年から有機農法、1985年からビオディナミーを実行しながらガメイを栽培する。微生物の働き、繊細な土壌を守るため、重たいトラクターではなく、雌馬を使って土を耕す。1ha当たり1万株という密度で植えられたブドウ樹は短く剪定され、収穫量をコントロールする。堆肥は必要な時以外は与えず、テロワールの力を最大限に引き出す。

 収穫は平均9月の中旬に手作業で行われ、大樽でセミ・マセラシオン・カルボニックを実行後、土着酵母のみで発酵。二酸化ケイ素土でフィルタリングしたのち、SO2(酸化防止剤)を一切添加せずに瓶詰め。出荷まで14℃のセラーにすべてのワインを保管する。キュヴェによっては樫の樽で2年熟成されるものもあり、アペラシオンは50%がAOCボージョレ、残り50%がAOCボージョレ・クリュ・レニエ(ボージョレの10の村の一つ)。ブラックチェリーやラズベリーの香り、素直なアタック、凝縮感がありながら心地よい飲み口。フルーティーでミネラル、甘草(リコリス)を思わせる引き締まった余韻が特徴。


AOC Cru Regnie 2007
AOCクリュ・レニエ 2007
非常に難しい年だった2007年で、明確にテロワールの個性を引き出しているワインとなりました。収穫量は30hl/ha。まだ若いですが、塾生を期待させるスパイシーさと果実味を持っています。二酸化硫黄無添加です。
品種:ガメイ
容量:750ml/12/赤
小売価格:\3,250 (税別)


VDT "Patience" (2006)
ヴァン・ド・ターブル "パションス” (2006年)
Patienceは、2006年のレニエのプレスジュースを大樽で熟成したキュベです。タフな味わいがあり、スパイスさなど個性的な複雑さを兼ね備えています。しばらく寝かせることで本領を発揮するワインです。二酸化硫黄無添加です。
品種:ガメイ
容量:750ml/12/赤
小売価格:\3,800(税別)

(ネット上では、現在この商品は販売しておりません。お手数ですが、メールか電話、Faxでご連絡ください)



Domaine Philippe GOULLEY / Chablis 

ドメーヌ・フィリップ・グーレイ / シャブリ

シャブリのテロワールを率直に表現
Petit Chablis06 / Chablis07
1er Cru Montmains 04 / 1er Cru Fourchaume 06

栽培者・生産者:フィリップ・グーレイ (La Chapelle Vaupelteigne ? Chablis)
AOC Petit Chablis, AOC Chablis, AOC Chablis 1er Cru
認証:Certification Qualite France (Mention Biobourgogne), BIOBOURGOGNE
1991年から有機栽培
2.5ヘクタール プティ・シャブリ
0.75ヘクタール シャブリ
1.25ヘクタール シャブリ1erクリュ・モンマン
0.25ヘクタール シャブリ1erクリュ・フルショーム
平均年間生産量は40000本。

ドメーヌ・フィリップ・グーレイは、1985年に現当主であるフィリップの父親が始めたドメーヌです。他の職に就いていたフィリップは1990年から父親とともにドメーヌで働き始めました。(1993年に父親は引退。)フィリップは1991年に新しく手に入れたAOC プティ・シャブリから有機栽培への転換を開始しました。続いて、シャブリとシャブリ1erクリュ・モンマンです。モンマンは1993年に有機栽培に転換、1erクリュ・フルショームは1994年からです。1997年に全ての畑がビオ認証を受けました。

また彼は、Confederation des groupements des agrobiologistes de Bourgogne (CGAB)の代表である。CGABは、有機栽培、もしくは移行中の60の加盟生産者からなるグループです。

<私は常に自然を身近に感じてきました。有機栽培にこのドメーヌを転換する決定は、ワインの質と環境(土壌破壊や農薬の投与量など)を同時に熟考した結果からです>何よりも生きた土壌を心がけることにより、彼の各AOCワインは土壌の個性を反映しています:AOCプティシャブリは溌剌さ。AOCシャブリは力強さの魅力。AOC1erクリュ・モンマンはミネラルさ。AOC1erクリュ・フルショームは花のような芳香と上品さ。


栽培・醸造
彼の最も配慮していることは、環境とヨーロッパの栽培・醸造規定を最大限に尊重して高品質のワインを生産することです。そのため、ブドウの耕作にあたっては、除草剤や化学製品は使用していません。二酸化硫黄やボルドー液など自然なものを使用して作業は行われます。


ブドウの高さは1.4メートル、畝幅は1メートル。ブドウの木々の密集度はGuyot doubleの場所は5,700木/ヘクタール、Guyot simpleの場所で8,500木/ヘクタールです。一つの木における芽の数は1ヘクタール当たりだいたい70000から80000個です。

畝間が非常に微妙でありブドウの成長力を考慮して、生育期に下草は生やしていません。(冬の間は土壌の活性化のために下草を生やしている)従って、土壌はトラクターや手作業で耕します。


醸造所は、温度コントロール機能を持ったステンレスタンクを導入するなど、最新化に努めています。自然の芳香の個性を保つため、人口酵母は使いません。SO2の添加も最小限にとどめます。清澄は必要な時だけベントナイトを用いて行い、濾過は行いません。彼のシャブリが求めているのは、たくましさとミネラルと純粋さです。そのため、ほとんどのワインはステンレスタンクだけで醸造・熟成されます。これにより各テロワールの個性を表現し、また早い段階から楽しむことができます。しかしながら、AOC1erクリュ・フルショームはブルゴーニュ樽で
醸造されます。よって、熟成が期待できます。


評価
<・・・率直でミネラルさをもち、変な味付けや装飾がなされておらず、シャブリの最上の生産者の一人だ。確かにほんの少しの樽やもう少し甘味があればより“誘惑的”になるかもしれないが、我々はテロワールと果実の繊細さと上品さが支配するこのワインを好む・・・プティ・シャブリは、このカテゴリーの中でのグラン・ヴァンだ。率直、レモン、しかしながら余韻は長くとても上品だ>Gault & Millau - Guide du vin 2008


<・・・(ワイン生産の経験の無い)Philippe Goulley氏が家族経営のドメーヌに戻ってきたのは1991年でした。経験は無いが疑問はありました:土壌で働くこと無しに、どのようにテロワールとコミュニケートするのだろうか?3つの文字でが返答でした:bio. Sans dynamie(有機栽培。ビオディナミ無しで)「畑作業をする。ちょっとの二酸化硫黄とボルドー液で。これだけだ。物事を単純にし、良い結果を出す」彼の信念は、ブドウ畑を尊重することだ。「畑への介入を最小限にし、ブドウが最も良いものを与えてくれるようにする」畑作業は少々古風だとすれば、醸造所は近代設備を導入している。選果台、空気圧プレス、温度コントロール付きステンレスタンク・・・、結果、彼のシャブリはミネラル感とたくましさを備えたテロワールをもったワインとなっている>
Bourgogne Aujourd'hui No78 (Octobre/Novembre 2007) - Vins bio


AOCプティ・シャブリ2007  (2009年3月中旬販売再開)
AOCプティ・シャブリのブドウは、丘のやや肥沃な土地から収穫されます。プティ・シャブリの代表として素晴らしいコストパフォーマンスを持っています。樽は使っておらず、新鮮さとミネラルが特徴です。


AOCシャブリ2007 (¥3,350 税別)
クラシックシャブリ。プティ・シャブリ用の土地よりも石の多い場所であり、根は石の間をぬって成長します。結果、酸味はまろやかで厚みのある構造です。プティ・シャブリよりもたくましく、柑橘系、長い余韻です。


AOCシャブリ・1erクリュ・モンマン04 (2009年3月中旬販売再開)
モンマンの南向きの斜面から収穫されています。最大限に熟成したブドウにより、良いボディ、まろやかさを持っています。なめらかさと柑橘系の合わさった構造を持ち、生き生きとした酸味がしっかりあります。力強い余韻があります。


AOCシャブリ・1erクリュ・フルショーム06 (¥5,900 税別)
南向きの斜面から収穫。フルショームの典型ともいえるミネラル感と華やかさを持っています。樽に由来するまろやかさも兼ね備えており、構造、ミネラル感、酸味が素晴らしいバランスとなっています。


Chateau des Rontets / Pouilly-Fuisse・Saint-Amour 

シャトー・デ・ロンテ / プイイ・フュイッセ/サン・タムール

上品なブルゴーニュ白と野性味溢れるボージョレー
Clos Varambon,Pouilly-Fuisse / Cru Beaujolais Saint-Amour

概要
 シャトー・デ・ロンテはGazeau-Varambon家が1850年から所有しています。プイイ・フュイッセのレ・ロンテという区画にあります。ここのブドウ畑は、Pouilly, Solutreと Vergissonの素晴らしい風景を見渡すことができます。現在、有機栽培で耕作、自然酵母による発酵、バタナージュはその年の傾向を見て行うかどうかを決定しています。3種類の白ワインのほかに、2005年からボージョレのサン・タムールの生産を始めました。

 成功の原動力となったのは、クレール&ファビオの若い夫婦です。2人はイタリアで建築家として働いていましたが、クレールの祖父の死をきっかけに、1850年代から彼女の家族に受け継がれてきたシャトーでのワイン造りを決意。とはいえ、ワインのことなど何も知らないので、まずはマコンの農業学校で勉強し、1995年に生産をスタートしました。既に権威あるガイド「クラスマン」では一ツ星を得ており、「すべてのキュベを上手に造る」「素晴らしいテロワール(土地)」「このアペラシオン(産地)で避けて通れない造り手」と称賛されています。

栽培・醸造
 ピュイイ・フュイッセの所有地は6ha。敷地の真ん中には、彼らの住まいであり醸造所でもある大きな建物がたたずみ、それを取り囲むようにしてブドウ樹が植えられています。ブドウはシャルドネ100%。最も古い株は1910〜20年、その他は45〜75年に植えられ、この樹齢の高さがたぐいまれな凝縮感をもたらしています。

サン・タムールには0.5ヘクタールのブドウ畑を所有。2005年にこの土地でも有機農法の認証を取得しました。この土地は、南を向いた花崗岩質と軽い粘土質の土壌です。樹齢30年以上のブドウの木々を化学肥料や除草剤、殺虫剤を使わずに栽培しています。醸造は、SO2の添加をせずにコンクリートタンクで、低温マセラション・カーボニック発酵を行います。補糖、補酸は一切行わず、もちろん人工酵母も使っていません。熟成には、新樽は使っていません。2007年の夏前に、無濾過・無清澄で瓶詰めされました。


Clos Varambon Pouilly-Fuisse 2006
シャトー・デ・ロンテ クロ・ヴァランボン 2006
1950から1960年にかけて植えられたブドウからこのワインは生産されています。澱の上で熟成され、収穫翌年、軽い濾過をして瓶詰めされます。白金色のこのワインは、柑橘系とりんごのまじりあった、熟成した果実の芳香を持っています。新鮮さの中に樽の溶け込んだ素晴らしい余韻を持っています。

容量:750ml/12/白ワイン
小売価格:\5,000 (税別)sold out


Beaujolais Saint-Amour 2006
ボージョレー・サン・タムール2006
このフランス人とイタリア人のカップルは、マコネ地区のリーダーです。彼らのブドウ畑での質を重視した仕事ぶり(2005年に有機農法認証取得)は、実を結びました。このサン・タムールは純粋なブドウの果汁を表現しています。しかし、注意しなくてはなりません。この非常に上品な構造を持った第一印象の後に感じられるスパイスとコクは、このワインがとても素晴らしいワインであることを認識させます。
(Gault & Millau - Guide Vin 2008)

容量:750ml/12/赤ワイン
小売価格:\4,400 (税別)


Domaine Christian Ducroux
(ドメーヌ・クリスチャン・デュクリュー)

AOC Beaujolais Cru Regnie 2007 \3,250(税抜)
(ボジョレ−・クリュ・レニエ 2007)
素晴らしい凝縮感を持った
ビオディナミ第一人者のボジョレー・クリュ

Vin de Table “Patience”\3,800(税抜)
(ヴァン・ドゥ・ターブル “パティエンス”)
120本だけ限定入荷 2006年を樽熟成

葡萄園は、ボージョレの歴史的な都市であるボージュから5km離れたランティニエ ドゥレットの村落にあります。花崗岩質の古代地層の上に広がるノール・ボージョレ地方に位置するこの地域は、南東に傾斜しており、快適な微気候やサオーヌ川がもたらす安定した気温の恩恵をうけています。おまけにこの地域の日照時間や光度が葡萄栽培に大変適しているのです。

ボージョレ村から5kmのランティエとレニエ・デュレットの村に位置する。4.3haの畑は西南向きの斜面、花崗岩質の土壌で、ソーヌ川の影響により穏やかな気候に守られている。

 クリスチャン・デュクリューは1980年から有機農法、1985年からビオディナミーを実行しながらガメイを栽培する。微生物の働き、繊細な土壌を守るため、重たいトラクターではなく、雌馬を使って土を耕す。1ha当たり1万株という密度で植えられたブドウ樹は短く剪定され、収穫量をコントロールする。堆肥は必要な時以外は与えず、テロワールの力を最大限に引き出す。

 収穫は平均9月の中旬に手作業で行われ、大樽でセミ・マセラシオン・カルボニックを実行後、土着酵母のみで発酵。二酸化ケイ素土でフィルタリングしたのち、SO2(酸化防止剤)を一切添加せずに瓶詰め。出荷まで14℃のセラーにすべてのワインを保管する。キュヴェによっては樫の樽で2年熟成されるものもあり、アペラシオンは50%がAOCボージョレ、残り50%がAOCボージョレ・クリュ・レニエ(ボージョレの10の村の一つ)。ブラックチェリーやラズベリーの香り、素直なアタック、凝縮感がありながら心地よい飲み口。フルーティーでミネラル、甘草(リコリス)を思わせる引き締まった余韻が特徴。

(ネット上では、現在この商品は販売しておりません。お手数ですが、メールか電話、Faxでご連絡ください)


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Chateau des Rontets, Pouilly-Fuisse
(シャトー・デ・ロンテ,プイィーフュイッセ)
AOC Pouilly-Fuisse "Les Birbettes"
(プイィ・フュイッセ "レ・ビルベット")

仏メディアで絶賛の、高級感あるブルゴーニュ白

  いまフランスで上り調子の造り手として脚光を浴びているのが、シャトー・デ・ロンテです。 権威あるガイド「クラスマン」2006年版では一ツ星を得ており、「すべてのキュベを上手に造る」「素晴らしいテロワール(土地)」 「このアペラシオン(産地)で避けて通れない造り手」と称賛されています。
#   成功の原動力となったのは、クレール&ファビオの若い夫婦です。 2人はイタリアで建築家として働いていましたが、クレールの祖父の死をきっかけに、 1850年代から彼女の家族に受け継がれてきたシャトーでのワイン造りを決意。とはいえ、ワインのことなど何も知らないので、 まずはマコンの農業学校で勉強し、1995年に生産をスタートしました。
  彼らの所有地は6ha。その大部分はフュイッセ村の中でも昔から「ロンテ」と呼ばれているあたりにあります。 敷地の真ん中には、彼らの住まいであり醸造所でもある大きな建物が佇み、それを取り囲むようにしてブドウ樹が植えられています。 ブドウはシャルドネ100%。最も古い株は1910〜20年、その他は45〜75年に植えられ、この樹齢の高さがたぐいまれな凝縮感をもたらしています。
  この恵まれた環境を生かし、これからも家族に受け継いでいくことを考えたら、 農法は自然とビオロジック(有機栽培)に行き着きました。そしてこの自然に対する敬意は、そのままワインのクオリティにつながっています。 彼らのワインは健全に育てられたブドウの力がみなぎり、力強さとエレガンスが両立しています。 樽熟成した高級感あるブルゴーニュの白がお好きな方ならば、期待を裏切られることはないでしょう。 それどころか、コート・ドールとはまた異なる、プイイ・フュイッセのテロワールの個性をあらためて見出していただけることでしょう。

Pouilly-Fuisse "Les Birbettes" Blanc 2004
プイイ・フュイッセ "レ・ビルベット" 白      5960円(税抜き)sold out

トップキュベ。「ビルベット」はスラングで「古い」の意味で、畑の東側に位置する特に樹齢の高い区画を集めたもの。 植樹率1万本/ha、収量35〜40hl/ha、樽内発酵、オリの上で熟成。収穫翌年の秋に澱引き、さらに翌年ノンフィルターで瓶詰め。 リッチな樽の香り、果実の凝縮感があるが、決していきすぎない洗練されたバランス。シトロネルのニュアンス、ミネラル。 長い余韻と心地よいフィニッシュ。04年はクラシックな年で、上品な仕上がり。