Le Vin Nature Selection: info@le-vin-nature.net


(2009年 2月13日更新)

Thierry Nerisson
(ティエリー・ネリソン)


Bourgueil Bellevue Des Haies 2006
ブルグイユ ベルビュ・デ・エイ 2006年 (3,950円)

Chinon Calcaire et Silex 2006
シノン・カルケール・エ・シレックス 2006年 (4,400円)



ロワール地方・トゥールのレストラン・ジャン・バルデのシェフ・ソムリエからワイン醸造家に転身したティエリー・ネリソン氏は、現在ロワールで自分のワインを醸造、販売するほか、ボルドーなどでもコンサルタントや醸造を受け持っています。シュナン・ブラン種を用いて素晴らしいヴヴレの白ワインや、カベルネ種から魅力的な赤ワインを生産する醸造家として知られています。

ジャン・バルデのシェフソムリエとして働いていた彼は、1997年にヴヴレの最高のドメーヌの一つであるDomaine Huetのノエル・パンゲ氏からワイン畑の剪定などを任されたことを皮切りにワイン醸造家としての一歩を踏み出します。
1999年にネゴシアンとして会社を設立して以来、ワイン醸造の姿勢は一貫しています。ブドウを購入している栽培家は原則有機栽培。もし、ブドウをまだ有機栽培ではない農家から購入した場合は、キュベを変えてワインを製造しています。

醸造方法も、厳格に古き時代のスタイルを守っています。人工酵母や酵素はもちろん使用せず、補糖も行いません。裏を返せば、こういった醸造方法を可能にするブドウを得る為に、しっかりとした栽培を行っているブドウ栽培家と緊密なコネクションを持っています。本人も、もちろん剪定や収穫を、共に働いているブドウ栽培家と共に行います。

目指すワインは、熟成に長い時間をかけた構造のしっかりしたワイン。ある程度、熟成することで魅力が出てくるワインといえます。ただ、樽の香りが強いワインを狙っているわけではなく、若い時期からでも、その純粋な果実味を楽しむことが出来ます。

今回、輸入するのは前回同様にブルグイユと、初めての輸入となるシノン。カヴェルネ種のピュアな果実味が前面に出てきています。ブルグイユは前回が2003年という猛暑のヴィンテージであったため、特別な味わいをもっていましたが、今回はブルグイユ、シノン共に、新鮮で適度な奥行きのあるワインとなっています。

(ネット上では、現在この商品は販売しておりません。お手数ですが、メールか電話、Faxでご連絡ください)



Confrerie des Vignerons de Oisly & Thesee 

コンフレリー・デ・ヴィニュロン・ドワスリー・エ・テゼ / ロワール

夏にぴったり爽やかロワール白・赤
Jardin des Anges Touraine Sauvignon 2007 / Rouge 2006

シャトー概要
「コンフレリー・デ・ヴィニュロン・ドワスリー・エ・テゼ」という長い名前は、「オワスリー&テゼ葡萄栽培者団」の意味。いわば農協の造ったワインなのですが、その品質は侮れません。組合員の中のビオ(オーガニック)派が集まって、一般農法のブドウとは区別して造った、とても高品質なワインなのです。

ビオを導入すると口で言うのは簡単です。しかし、いったんこの農法を実践するとなると労働量が3、4倍に増え、天候の変化などで収量が減るリスクを覚悟しなくてはなりません。それでもあえて有機栽培を選んだ彼らは、収量制限、化学物質の不使用によって、おいしくて健康なブドウを栽培します。その良質な素材を使って醸造したワインは、ナチュラルで素朴な味わいに満ちています。

Jardin des Anges Touraine Sauvignon 2007
ジャルダン・デ・ザンジュ トゥーレイヌ・ソーヴィニョン 
 収穫後、すぐにプレスを行い、12時間、低温で果汁を澄まします。18度に温度コントロールされたタンクで発酵を行いました。芳香と構造のバランスを最大限に得る為に、タンク内の澱の上で6ヶ月間熟成をさせ、4〜5月にかけて瓶詰しました。黄緑色の外観を持ち、アカシアの花や新鮮なリンゴの香りがあります。エキゾチックの果実のしなやかな味わいが中心で、余韻に柑橘系果物の味わいが残ります。
 食前酒や魚介類、ヤギのチーズなどと共に。8〜10度が適温です。

ブドウ品種:100%ソーヴィニョン・ブラン
容量:750ml/12/白ワイン
アルコール度数:12%
小売価格:\1,900 (税別)


Jardin des Anges Touraine Rouge 2006
ジャルダン・デ・ザンジュ トゥーレイヌ・ルージュ 
収穫後、除梗して24度から28度に温度コントロールしたタンクで15日から18日間かけて発酵。そして8〜10度にコントロールしたタンクで8ヶ月間、澱の上で熟成し、瓶詰を行っています。濃いルビー色の外観。軽くスパイス香りを持つ赤い果実の香りに満ちています。カヴェルネ・フランに由来する果実味を、コーの力強い構造力が支えています。複雑さと長い余韻を持っています。
 様々な肉料理と組み合わせられます。BBQなどにも最適です。14度前後が適温。

ブドウ品種:カヴェルネ・フランとコー(マルベック)
容量:750ml/12/赤ワイン
アルコール度数:12.5%
小売価格:\1,900 (税別)


Thierry Nerisson
(ティエリー・ネリソン)

Vouvray "Petillance d'Armance" \3,900(税抜)sold out
(ヴヴレ “ペティヤン・ダルマンス 発砲・NV)

Bourgueil Bellevue des Haies VIN NON FILTRE 2003年 \4,500(税抜)sold out
(ブルグイユ ベルヴ・デゼイ 赤・2003年)

ティエリー・ネリッソンは、トゥールにある高名なレストラン「ジャン・バルデ」のシェフソムリエであり、同時にシュナン・ブラン種を用いて素晴らしいヴヴレの白ワインや、カベルネ種から魅力的な赤ワインを生産する醸造家として知られています。

ジャン・バルデのシェフソムリエとして働いていた彼は、1997年にヴヴレの最高のドメーヌの一つであるDomaine Huetのノエル・パンゲ氏からワイン畑の剪定などを任されたことを皮切りにワイン醸造家としての一歩を踏み出します。
1999年に自らのネゴシアンを立ち上げ、ヴヴレ、ブルグイユ、ソミュール・シャンピニ地区のブドウ栽培家と共にワインの生産を始めました。著名なレストランのシェフソムリエとして培った鑑定能力とロワール地方で育った彼の生い立ちは、彼のネゴシアンとしてのキャリアを手助けします。

彼のブドウ栽培とワイン醸造への取り組みは、ネゴシアンの立ち上げ時から常に「ビオ」です。彼のビオへの取り組みに共鳴し、特にテロワールを大事にしている栽培家からブドウを購入しています。醸造もテロワールとブドウの質を最大限に引き出すために、自然な醸造方法を貫いています。収穫時の二酸化硫黄無添加、酵素や人口酵母の無添加、無補糖、重力を用いた澱引き、無清澄、無濾過・・・熟成は、ブルゴーニュサイズの樽(平均15%新樽)で約18ヶ月行います。瓶詰め時の二酸化硫黄は、必要な時だけ最小限添加されます。そして二酸化炭素を若干残すことでワインに新鮮さを残します。これらの過程を得た彼のワインは、テロワールの個性が十分に満ちた純粋なワインです。

彼はロワール地方の著名なビオディナミ・ビオロジックの生産者・醸造家であるMark Angeli(マルク・アンジェリ)、Nicolas Joly(ニコラ・ジョリー)、Guy Bossard(ギ・ボサール)と並び、ロワール地方を代表する醸造家として称えられています


Vouvray "Petillance d'Armance" \3,900(税抜)sold out
品種:シュナン・ブラン
平均樹齢:25歳

ティエリー・ネリソンは、AOCヴヴレ瓶内で自然発砲させるペティアン・ナチュレルをで生産しています。彼のこのワインは、ビオワイン生産者の間で人気となり、現在数多くのビオワイン・ビオディナミワインの生産者が同様の方法でペティアン・ナチュレルを作っています。なお、Armanceは、彼の娘の名前です。

このヴヴレはペティアン・ナチュレル(自然発泡)です。(言い換えるなら瓶内二次醗酵は行っていません)樽で長い熟成を経た後、濾過や二酸化硫黄の添加をすること無しに瓶詰めしています。約14グラムの残糖です。
サービス:8〜10℃;30分前にカラフに通すことが理想的。食前酒として最適。またリンゴタルトなどともよく合います。


Bourgueil Bellevue des Haies VIN NON FILTRE 2003年 \4,500(税抜)sold out
品種:カヴェルネ・フラン

このワインは、一つのブドウ栽培者から手摘みで収穫された古木のカヴェルネ種だけを使用しています。土壌は粘土・石灰質です。
温度コントロールのイノックス槽で15日間の発酵後、マロラクティック発酵は大樽で行われました。その後、重力を利用して澱引き、500リットルのブルゴーニュ樽で16〜18ヶ月の熟成を経ています。2003年は、瓶詰め時に微量の二酸化硫黄を添加、清澄、濾過は行われていません。

外観:赤紫のタッチを伴った、濃いガーネット色。 芳香:熟した果実やそのブランデー、南仏のスパイスや植物の香り。チョコレートやシナモンなど猛暑となった2003年の個性を持っています。
サービス :半日前にカラフ、16度でのサービス、トリュフソースをあしらったイノシシ肉のローストに最適です。

(ネット上では、現在この商品は販売しておりません。お手数ですが、メールか電話、Faxでご連絡ください)


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コンフレリー・デ・ヴィニュロン・ドワスリー・エ・テゼ

共同組合のビオ支持派が造った、正直な味のワイン

  「コンフレリー・デ・ヴィニュロン・ドワスリー・エ・テゼ」という長い名前は、「オワスリー&テゼ葡萄栽培者団」の意味。いわば農協の造ったワインなのですが、その品質は侮れません。組合員の中のビオ(オーガニック)派が集まって、一般農法のブドウとは区別して造った、とても高品質なワインなのです。
#   ビオを導入すると口で言うのは簡単です。しかし、いったんこの農法を実践するとなると労働量が3、4倍に増え、天候の変化などで収量が減るリスクを覚悟しなくてはなりません。それでもあえて有機栽培を選んだ彼らは、収量制限、化学物質の不使用によって、おいしくて健康なブドウを栽培します。その良質な素材を使って醸造したワインは、ナチュラルで素朴な味わいに満ちています。
  今回ご紹介するのは白・赤各1種類。白はソーヴィニョン・ブラン種100%で造られた、香りいっぱいでクリーンな味わい。個々の味の要素がバランスよく保たれた、弊社の中でもコストパフォーマンス抜群のワインです。ビオワインに時折見られる還元臭もありませんので、ビオ初心者にも自信を持ってお勧めできます。
  一方の赤は、カベルネ・フラン種とコー(マルベック)種のブレンド。これらの品種は他の産地にもありますが、ロワール地方トゥーレーヌ地域で造るとこうなる、という典型的な味わいに仕上がっています。やや還元臭がありますので、気になるお客様は早めに抜栓する、ワインをデキャンタに移し替える、グラスをくるくる回すなど、たくさんの空気に触れさせることで、香りを飛ばすことができます。

Jardin des Anges Touraine Sauvignon 2006
ジャルダン・デ・ザンジュ トゥーレイヌ・ソーヴィニョン 白      1800円(税抜き)sold out

収穫量を抑え、化学肥料をまったく使用していないソーヴィニョンから作られた新鮮な白ワイン。柑橘系の香りとグースベリー(すぐり)の香味にあふれています。アペリティフや魚介類、ヤギ乳製チーズなどにぴったりです。認証:ECOCERT(1993年から)


Jardin des Anges Touraine Rouge 2005
ジャルダン・デ・ザンジュ トゥーレーヌ 赤      1800円(税抜き)

濃いルビー色の外見。カベルネ種が果実味と強い個性をもたらし、コー種がワインに強い構造をもたらすことで、互いを補完。香りは複雑で、植物、スパイスなどが交じり合います。余韻は長め。今飲んでもよいですが3〜5年間保存可能。